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結構忘れがち!大変な手続き攻略ガイド

結構忘れがち!大変な手続き攻略ガイド

 

結婚式の前にはさまざまな手続きがあります。たとえば親への挨拶や結納など。結婚式の準備を具体的に進めるとなると、さらにやっておくべきことが増えます。これに対して、多くの新郎新婦さんが「何か忘れていそうで怖い!」と思うもの。

 

一生に一度の結婚式は、完璧に準備して万全の準備で臨みたいものです。そこでこの記事では、結婚式をする2人が事前にやっておくべき手続きを時系列でご紹介します!これを見れば、結婚前に何をどのような順番で行えば良いか一目瞭然。

 

余裕を持って手続きをすれば、結婚式当日も安心できます。ぜひこの記事を参考に、抜け目ない結婚式準備をしてください!

 

結婚式の前に済ませておく手続き

 

結婚の話が2人の間で出たら、結婚式の準備をする前にやるべきことがいくつかあります。

 

  • 両家への挨拶
  • 婚姻届けの提出
  • 結納
  • 周囲への結婚挨拶

 

主に以上の準備が必要です。特に、2人の門出を祝福してもらうためにも、両親への挨拶は非常に重要!ではどういったタイミングでそれぞれの手続きを済ませれば良いのか、詳しく見ていきましょう。

まずは両家の親へ挨拶

結婚式をすることが決まったら、お互いの両親へそれぞれ挨拶に行きましょう。このとき重要なのはあらかじめアポイントを取っておくことと、手土産を持っていくことです。

 

アポイントは事前に

特に今まで一度も会ったことがないというケースの場合、親も急に来られては驚きます。まずは娘、または息子からあらかじめパートナーのことを説明しておき、挨拶の日程を決めましょう。

 

挨拶のタイミングはできるだけ早い方が良いでしょう。なぜなら早く挨拶を済ませれば、その分早い段階で結婚式の準備に取りかかれるからです。

 

手土産は無難なものを

パートナーの実家へ持っていく手土産は、無難な菓子折りなどが良いでしょう。自分の出身地の銘菓などを持っていけば話のネタにもなり、おすすめです。お互いのパートナーに、あらかじめ両親の好みを聞いて、好きそうなものを買っていくと好感度が上がります。

 

結納・食事会

近年、結納のしないカップルも増えています。とはいえ、結婚式前に両家の両親同士が顔を合わせる機会は必要です。どんな親でも、自分の子どもの結婚相手となる人の両親とは挨拶をしておきたいもの。

 

簡単な食事会でも良いので、両親同士が顔を合わせられる機会を設けましょう。なお、結納や食事会は少なくとも結婚式を挙げる半年以上前には済ませておくことをおすすめします。

会場の手配

両家には、1ヶ月先くらいの予定を聞いて日程を合わせましょう。直近の予定だと、会場が抑えられない可能性があるからです。

 

会場は、両家の好む料理や雰囲気から選ぶのがおすすめです。たとえば格式を重んじる家柄なら、日本料亭などが好ましいでしょう。なお予約時には、「結納や両家顔合わせの食事会で利用する」という旨を伝えておくと、当日の接客などにも気を遣ってもらえます。

 

結納や食事会に必要なものの準備

結納や食事会をする場合、両家が手土産を交換するシーンがあります。手土産は新郎新婦が用意しても、両親が用意しても問題ありません。ただしこの場合、価格に差がつかないよう予算を決めておきましょう。

 

準備が面倒な場合は、お互いに「手土産は無しにしましょう」ということを決めておくのもアリです。

 

また正式に結納を行う場合、婚約記念品というアイテムの交換をします。婚約記念品に多くの場合選ばれているのは、「婚約指輪」です。婚約指輪の交換は一種のセレモニーとして盛り上がるほか、写真を撮るタイミングとしてもオススメ。

 

そのため、もし交換をするなら婚約指輪をあらかじめ購入しておきましょう。すでにプロポーズの際などに男性から送られている場合は、それを改めて指にはめるパフォーマンスをするのも人気です。

 

ちなみに、男性から女性へ婚約指輪ではなくネックレスなどのアクセサリーを送るパターンも比較的多いようです。一方、女性から男性に対して送るものには腕時計や、ネクタイなどがあります。

 

婚姻届けを提出するタイミングは2人で決める

結納や顔合わせが終わったら、結婚について両家の了解がとれたということになります。となると、次に準備するのは婚姻届けです。婚姻届けを出すタイミングは2人の自由。

 

自分たちの出会いにゆかりのある日や、大安吉日など色々な日取りの決め方があります。婚姻届けを出した日は結婚記念日にあたる大切な日なので、納得のいく日取りを決めましょう。結婚式の前でもあとでも婚姻届けの提出は問題ありません。

 

ただし、土日の場合は婚姻届けを提出する役所が閉まっている可能性もあります。この場合は出張所を利用したり、事前に受理してもらったり、などといった手段を検討しましょう。

 

周囲への結婚挨拶

結婚することが決まったら、両親以外の親戚や友人、職場の人などに挨拶をしましょう。このとき結婚式に呼ぶ、呼ばないに関わらず、身の回りの人に一通り連絡を入れておくと良いでしょう。親しい友人なら、LINEなどで連絡するだけでも問題ありません。

 

親戚や会社の上司に対しては、できれば直接口頭で報告できるとベストです。特に苗字の変更や転居を伴う場合、職場の人への連絡はなるべく早くしておきましょう。

 

上司を結婚式に呼ぶ場合などにおいても同様。一言事前に「結婚することになりました」と伝えておくと良いでしょう。

 

結婚式に関する手続き

 

結婚式前に行う手続きが一通り終わったら、次はいよいよ結婚式に目を向けましょう。結婚式に関する準備や手続きは、かなり工数が多く複雑です。簡単に説明すると、以下のような準備が必要になります。

 

  • 結婚式場と日取りを決める
  • 結婚指輪の準備
  • 前撮りの準備
  • ゲストの決定
  • 結婚式当日の内容を決める
  • 演目に基づいたアイテムの準備・依頼
  • 招待状やペーパーアイテムの準備・送付
  • 二次会の選定

 

結婚式当日に向けた準備は、時間に余裕を持って順番にこなしていくことがポイントです!ではそれぞれの内容や気を付けるべきポイントについて見ていきましょう。

 

結婚式場を決める

まずは結婚式場を決めましょう。結婚式場は大きく分けてホテルや専門式場、ゲストハウスやレストランに分けられます。それぞれならではの魅力があるので、自分たちの理想とする雰囲気に会った結婚式場を選ぶとよいでしょう。

 

今では、新郎新婦の希望をヒアリングしておすすめの式場を無料で紹介してくれる仲介業者も多くいます。自分たちで一から検索するのが難しいと感じたら、こうした業者を利用するのも1つの手でしょう。

 

基本的に紹介料や仲介手数料はかからず、むしろ業者を通すことで結婚式場に払う費用が安くなるケースもあります!

 

ブライダルフェアにいくのがオススメ

インターネットで結婚式場を調べるのはもちろんですが、実際に現地へ足を運んでみるものおすすめです。気に入った式場が見つかったら、ブライダルフェアを開催していないかチェックしてみましょう。

 

ブライダルフェアとは実際に式場の中を見て回ったり、食事を試食したりできる体験会のようなもの。ブライダルフェアで式場の空気を肌で味わえば、結婚式当日のイメージがより具体的に湧くでしょう。「こんなはずじゃなかった」というリスクも回避できます。

 

ブライダルフェアの申し込みは式場紹介の仲介業者を通して行ってもよし、自分で直接問い合わせても問題ありません。できれば複数の会場を比較検討するため、土日で3件などまとめて見学できると良いでしょう。

 

あらかたのゲスト人数や規模感を伝えれば、その日のうちに見積もりを出してくれる結婚式場も多くあります。

 

結婚式場に申し込み

基本的に結婚式場はブライダルフェアや説明会の時点で、契約を促してくることがほとんど。「今申し込めば〇万円値引きができます」といったことを言われる場合もあるようです。

 

しかし、一度契約したら解約にはキャンセル料がかかるので、決定は慎重に行いましょう。まだほかにも見たい式場がある場合は、その旨を伝えて「〇日まで判断を待って欲しい」と伝えるのもアリです。

 

もし「ここで決めたい!」と思える式場に出会えたら、早めに申し込みすることをおすすめします。良い結婚式の日取りはどんどん予約が埋まっていくので、早めに契約して日程を決めるのがおすすめです。

 

結婚式の日程を決める

多くの式場では、契約と同時に日程まで決めてしまう傾向にあります。日程は基本的に早い者勝ちなので、「絶対にココ!」という日程がある場合は早めに予約しておくと良いでしょう。

 

とはいえ、家族やゲストの都合もあります。特に家族が来られるか不安な場合は、前もって予定を確認しておけるとベストです。事前に聞けなかった場合は、契約の場で電話をして聞いてみても良いでしょう。

 

もし契約の時点で希望がなければ、2人らしい日取りを帰ってじっくりと考えてみるのも良いでしょう。その場合、決まり次第プランナーに連絡を入れて予約を取ってもらいましょう。

 

結婚式の準備期間は最低4ヶ月

なお、結婚式の準備に必要な期間は最低でも4ヶ月といわれています。そのため、あまりに直近の日程で組むのは避けましょう。できれば結婚時期当日まで、6ヶ月以上の余裕があるとゆったり準備に取り掛かれます。

 

たとえば、思いのほかペーパーアイテムの制作に時間がかかってしまうことや、自分たちの仕事が忙しくて準備に割く時間が少なくなってしまうことなども考えられます。そのため、できるだけ長い準備期間を取れると安心です。

 

結婚指輪の準備

結婚式でリングの交換をする場合、結婚指輪を用意しましょう。婚約指輪は男性から女性に贈られるものですが、結婚指輪は新郎新婦2人がそれぞれつける指輪です。

 

もし既に購入している場合、改めて用意する必要はありません。また、リング交換をしない場合も用意の必要はありません。

 

前撮りの準備

結婚式の前撮りをする場合、結婚式当日よりも前撮りのスケジュールから組んでいきましょう。一般的に、結婚式を挙げる式場で前撮り用のプランが用意されていることが多いです。前撮りを希望する場合は、早めにウェディングプランナーに伝えましょう。

 

前撮りを行うにあたって決めるべきポイントは、大まかに以下のとおり。

 

  • 場所
  • 衣装
  • 日程

 

特に海外など遠方で撮影をする場合、結婚式の準備と並行して前撮りの準備を進めることになります。無理のないスケジュールで、プランを組むようにしましょう。

 

エステや美容の準備

結婚式は誰もが新郎新婦を祝福する晴れ舞台です!そのため誰でも一番素敵な自分でいたいもの。そのために、ダイエットやブライダルエステに通う新婦が多くいます。

 

これについては、いつから通わなければいけないということはありません。自分でダイエットをするだけで、エステに通わない選択をする方も多くいます。

 

ただ、早めにダイエットやエステなど美容関連の対策をしておけば、当日心残りなく結婚式に臨めるでしょう。後悔のないように、自分の好きなタイミングで始めてみてください。

 

ゲストを決める

続いてゲストを決めましょう。家族をどこまで呼ぶのかはもちろん、友人の人数も新郎新婦で大きな差がでないようにするとベストです。

 

あらかじめ住所と名前を確認

結婚式に招待するゲストには、呼ぶことが決まった段階で日程を伝えておくと安心です。この際、住所と名前、そして連絡先をあらかじめ聞いておきましょう。なぜならゲストには結婚式の約2ヶ月前に、招待状を送る必要があるからです。

 

また名簿や席次表などを用意する際に名前が間違っていたら、失礼にあたります。名前を知っている友人や上司に対しても、改めて漢字表記の正しい名前をメールやLINEで送ってもらえると安心です。

 

ゲストの人数が決まったら式場にも連絡

ゲストの人数が決まったら、式場に正式な連絡を入れましょう。人数が確定してはじめて、席次や会場のテーブル配置などを決められます。また、申し込み当初と人数に変更があった場合は見積もりが変わるかもしれません。この場合は見積もりを再度もらいましょう。

 

また、万が一ゲストの欠席が出たときの対応についても聞いておくと安心です。何日前までなら人数の変更が可能なのか、また期限を過ぎてからのキャンセル料などの扱いについて確認しておきましょう。

 

衣装や食事を決める

結婚式場の日程、ゲストの人数が決まったら、いよいよ結婚式当日の内容について準備を進めていきます。といっても、ここからは基本的にウェディングプランナーの案内に従って打ち合わせを進めていけば問題ないでしょう。

 

衣装や食事のメニューなどは、打ち合わせのスケジュールに沿って決定すれば、あとは結婚式場が用意を進めてくれます。そのためそこまで新郎新婦が気を揉むことはないでしょう。

 

演出内容を決める

結婚式当日の流れを決めます。近年では結婚式の形態が多様化し、さまざまな演出が行われるようになりました。インターネットなどで実際にあった結婚式の演出を検索すると、自分たちのやりたいものが見つかるかもしれません。

 

決めかねる場合は、実際にあった演出をプランナーに聞いてみるのもおすすめです。プランナーは数多くの結婚式を見ているので、実際に盛り上がった演出などを教えてくれます。

 

なお、当日の大まかな流れを決めることで次に準備すべきことが決まります。そのため、進行の大枠は早めに決めておくと良いでしょう。

余興や司会をお願いする場合は早めに依頼を!

余興や司会をゲストに依頼する場合、早めにお願いする人を決めてあらかじめ依頼しておきましょう。

 

余興はゲスト同士で何をするか相談したり、ものによっては集まって練習したりする期間が必要です。ゲストが「急に言われても!」と困ってしまわないよう、早めの連絡が大切です。

 

司会の人にはあらかじめ当日の進行を伝えておく必要があります。できるだけ早めに進行を決め、司会をお願いする人と新郎新婦で打ち合わせができると良いでしょう。このとき、当日のタイムテーブルを渡しておけるとベストです。

 

手作りムービーの作成

最近では、自分立ちでプロフィールムービーやオープニングムービーを作るカップルが増えています。やや手間はかかるものの、コストが抑えられるのと自分たちらしさが出るという点が手作りムービーの魅力です。

 

もし自分たちでムービーを作る場合は、素材として使う写真を集めた上でムービーの尺を決め、動画として編集する必要があります。ほかの準備をしながらムービーを作るのは、初心者にとって意外に大変なものです。

 

そのためできるだけ早く着手できると良いでしょう。自分で持っている写真がない場合は、家族や友人に写真を募る時間も必要です。

 

もちろん、ムービーの制作を外注することもできます。その場合は動画のコンセプトを打ち合わせし、素材となる写真を業者に渡すだけでOKです。

次ページに続く

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