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ウェディングドレスを購入するメリット・デメリット

レンタルにもメリットはある

 

購入と比較されるレンタルですが、レンタルにはレンタルのメリットがあります。購入と比べてどちらがご自身に向いているのか検討してみましょう。

 

・重厚感あるドレスを選ぶならレンタル

煌びやかで重厚感あるドレスを選びたいのならレンタルがおすすめです。レースやビーズを多く使っている豪華なドレスは購入では値段が高くなってしまうこと、重さがありドレス自体の作りも丁寧でレンタル向きであるため、レンタルドレスの方がお好みのデザインが見つけやすいかもしれません。毎回クリーニングもされていますし、ほつれたり、破損があったりしたら修理を行うのできれない状態で着ることができます。心配であれば事前に一度、結婚式当日に着るドレスそのものを試着できるように手配してもらうと良いでしょう。素材の高級感を求めていたり、シンプルで洗練されたデザインよりはお姫様のように豪華なドレスが好みだったりする場合にはレンタルを検討してみると良いでしょう。デザインについては一概には言えないので、ドレス選びの際に相談してみてください。

 

・サイズ展開が豊富だからサイズの心配はない

購入の場合はサイズに合わせてドレスを作れますが、レンタルドレスは体にあったサイズのあるドレスを選ぶ必要があります。しかし、サイズと丈の長さは多く用意されていますから、当日ブカブカのドレスを着るようなことにはならないでしょう。規定のサイズより、バストがすごく大きかったり、背がとても小さかったりなど特殊なサイズでないかぎりはレンタルのサイズでも問題ないはずです。また、背中の部分が編み上げのデザインになっていると、ある程度体系に合わせて調節が可能です。丈についてもスカートのボリュームをパニエで調整したり、ヒールで丈感も合わせることができます。しかし、レンタルの場合、必ず同サイズを本番前に着ておくようにしましょう。他にレンタルの予約が入ってしまうと着ることが難しくなるため、早めに選び始め、気に入ったドレスがあったらすぐに予約をしておくことが大切です。

 

・色々なドレスが楽しめる

ウェディングドレスをレンタルして、二次会でも白のウェディングドレスが着たいという場合、使用料金が発生しますから、逆に考えれば同じドレスを着る必要もないでしょう。結婚式、披露宴では王道のAラインのドレスを着て、二次会では憧れのマーメイドラインのドレスを選ぶなども自由です。せっかくなら白のウェディングドレスでもデザインの違うものを着ることで、より結婚式を楽しむことができるかもしれません。同じドレスをレンタルする場合は料金が安いことも考えられますので、予算と相談してみてください。気に入ったドレスが見つかり、前撮りも当日も二次会も同じドレスを着たいのなら購入がおすすめです。しかし、毎回違うドレスを楽しみたいのであればレンタルの方が適しているでしょう。

 

・挙式の後は何もしなくて良い

挙式、披露宴が終ったら、そのまま帰って全てお任せできるので心配がありません。クリーニングや自宅での保管も必要ないのが、レンタルドレスのなによりの利点かもしれません。思い出の品が手元に残したいのであれば、グローブやベールなどの小物を購入する方が手軽かもしれません。手元に残るものがなくても、写真をたくさん撮影しておくことで思い出として残すことができますから、物にこだわる必要はないという考え方もあるでしょう。結婚式の前後で引っ越し、新生活が始まり、すぐに新婚旅行も考えているのであれば負担になることは少ないに越したことはありません。

 

・サムシングフォーの「なにか借りたもの」

サムシングフォーとは「なにか新しいもの」「なにか古いもの」「なにか青いもの」「なにか借りたもの」の4つです。この4つを結婚式の日に身に着けた花嫁さんは幸せになれると言われています。レンタルドレスの場合には「なにか借りたもの」をウェディングドレスで叶えることができるので、例えばベールを購入して「新しいもの」アクセサリーは譲り受けた「古いもの」、ブーケに青い花を入れて「青いもの」、としてサムシングフォーを叶えてみてはいかがでしょう。全て新品でそろえたいという考えもありますが、幸せになれる言い伝えに寄り添ってみるのも素敵です。

 

ウェディングドレス以外の衣装は購入できる? 

 

結婚式で着る衣装はウェディングドレスが代表的ですが、他にもアイテムはさまざまあります。ウェディングドレス以外でも購入できるものはあるのか検討してみましょう。

 

・タキシード

ウェディングドレスの次に購入する人が多いのがタキシードです。こちらはオーダースーツと同じ要領なので想像もしやすいでしょう。サイズはフルオーダーの場合もあれば、スーツサイズと同じようにA6、AB7などの号数でのオーダーができることもあります。

当日のためだけにと考えるのであれば、白やシルバーのタキシードも人気ですが、ブラウンやグレーといった落ち着いた色にしておくと、ゲストに呼ばれた時や何かパーティーのような場でも着ることができるかもしれません。普段からスーツにこだわりがある方でしたら、タキシードを購入するのも結婚式を行うにあたって、楽しみのひとつになるかもしれません。

 

・カラードレス

カラードレスもウェディングドレスと同じように購入することは可能ですが、その後着る機会はなかなかないかもしれません。例えば演奏会や表彰式のように着る場面がある方は購入するのもいいかもしれません。しかし、カラードレスは着る機会があったとしても別のものを選んで着たいなどもあると思いますので、購入する人は多くはありません。ゲストとして結婚式に参列する時にカラードレスを着るのは華やかすぎるため、デザインにもよりますが遠慮した方が無難でしょう。カラードレスを購入したい場合には、サンプルが店舗になかったり少なかったりすることがあるので、ショップに足を運ぶ前に希望を伝え、リクエストをしておいた方が二度手間にならず試着ができるでしょう。

 

・和装

白無垢や色打掛を購入する人は多くありませんし、もしも購入したいのであれば式場の衣装室よりも専門に販売している呉服店に出向いた方がいいかもしれません。唯一振袖は購入も可能です。一般的に結婚式で花嫁さんが着る振袖は、袖や裾が長い大ぶり袖で、成人式で着る振袖は中振袖です。思い入れのある着物であれば中振袖を着ることも可能ですが、その場合は帯やヘアアクセサリーを華やかにして、ゲストに着物の方がいても区別がつくように着飾る必要があるでしょう。結婚式のために振袖を購入するケースはまれだと思いますから、和装を購入する人は多くないと言えるでしょう。

気に入ったドレスを着るのが何より大切

 

購入やレンタルにこだわらず、着たいと思えるドレスを見つけて、それのドレスで当日を迎えるのが一番理想的です。

 

・購入やレンタルにこだわることはない

最初から購入しようと思ってみるよりも、気に入ったドレスを探す目的でショップを訪れる方がおすすめです。購入できるドレスは軽やかでシンプルな傾向があり、レンタルドレスは重厚感があり豪華な傾向があります。しかし、同じデザインのドレスでも購入かレンタルか選べる場合があるでしょう。その場合、サイズがぴったり、新品で値段も大きく変わらないなら購入を選べばいいですし、レンタルでも最初に着られて値段が安いのならそちらを選ぶのも良いのではないでしょうか。購入かレンタルか、値段さえもできるだけ気にしないで着たいウェディングドレスを選べるのが理想的です。

 

・未来につなげることができるドレス

ウェディングドレスを購入する場合のメリット、デメリット、またレンタルについてもご紹介してきました。ウェディングドレスを購入したら、自分のものであり持ち帰ることができますから、次の誰かが着ることも考えられます。実際には流行りのデザインも変わりますし、だれも着ないかもしれません。しかし、姉妹や娘、まだ見ぬだれかがそのドレスを着るかもしれないと想像すると、それだけでも夢があります。手元に置いておくだけで、いつまでも結婚式の日のことを身近に感じられることでしょう。ウェディングドレスの購入を検討しているのなら、まずは気になるドレスを試着してみてください。

 

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