ウエディングプランナー

ゲストが思わず見入る、テーマウェディング集

 

多くのゲストに囲まれ、めいっぱい祝福をしてもらえる結婚式。2人にとって結婚式は非常に楽しみなイベントです。

そんな結婚式ですが、今やその在り方が多様化しつつあります。日本古来のやり方に縛られず、自分たちで自由な雰囲気の結婚式をとり行うのが近年の主流といえるでしょう。

しかし自分たちらしさを存分に演出出来る分、選択肢が多すぎて悩んでしまう方も少なくありません。

「雰囲気作りといわれても、何から決めたらいいのか分からない…。」

そんな人も多いようです。

そこでおすすめなのが今話題の「テーマウェディング」!これは結婚式に1つのテーマを持たせ、全体の雰囲気や流れを統一するというやり方です。そこで今回はそんなテーマウェディングについて詳しく解説していきます。

ゲストが思わず見入ってしまうような素敵なテーマウェディングの事例も多数ご紹介!ぜひご自身のテーマを決める際の参考にしてくださいね。

テーマウェディングとは

 

まずはテーマウェディングについて簡単にご説明します。テーマウェディングとは、その名の通り何か1つのテーマ(主題)を持った結婚式のことです。テーマは何でも構いません。

例えば「海」といった景色をテーマにするカップルもいれば、「ハート」などある1つのモチーフや形をテーマにする方もいます。

そしてこのテーマに沿って、会場全体の装飾や当日の演出などを決めていきます。その結果、統一感があり2人らしい結婚式を行なうことができます。

ゲストから見てもテーマのある結婚式は分かりやすく、写真映えするという点でも喜ばれます。

結婚式でテーマを決めるメリット

結婚式で1つのテーマを決めることで、得られるメリットはさまざまです。テーマウェディングの事例をご紹介する前に、まずは結婚式でテーマを決めるメリットについておさらいしておきましょう。

会場全体に統一感が生まれる

テーマを決めることで、会場の見た目に統一感が生まれます。例えば「赤」をテーマに会場を装飾すれば、会場全体がおめでたい赤いカラーで彩られ、見た目にも華やかでしょう。

では、テーマを決めずに装飾を行なうとどうなってしまうのでしょうか。結婚式で会場の装飾を決定するときは、テーブルクロスのカラーやテーブル上の花、ブーケの色などを別々に決定します。

そのため、テーマを決めていないとそれぞれの色にばらつきが出てしまいます。例えばテーブルクロスがベージュで卓上の花が黄色、ブーケが赤、など、てんでばらばらの配色になってしまいかねません。それぞれを好みだけで決定すると、このように統一感がなくなってしまうのです。

場合によってはせっかくのドレスが周囲から浮いてしまう、もしくは周囲と同化してしまうといったことも考えられます。

そのため、あらかじめテーマを決めてそこから逸れない範囲でカラーや装飾を決めることが重要です。

二人らしさが演出できる

テーマを決めることで、2人の個性を演出することができます。例えば音楽好きの2人なら、BGMから決めるのも良いでしょう。そして曲のテイストに合った雰囲気で会場を作り上げていくことで、全体的に統一感が生まれます。

自分たちの共通の趣味や、出会いの場などをテーマにする方も少なくありません。こうしたものをテーマにすることで、唯一無二の結婚式を行なうことができます。

ゲストも2人らしい演出に、思わずほっこりとすることでしょう。珍しい演出ならなおさら、サプライズ感もあり喜んでくれること間違いなしです。

このように2人らしいテーマを設けることで、自分たちならではのオリジナリティを演出することができます。

 

ゲストを飽きさせない

テーマを決めることで、オリジナリティを演出することができます。反対に、テーマを決めていないとありきたりな装飾や演出に落ち着いてしまいがちです。

テーマを決めるということは、つまり1つの雰囲気にこだわることでもあります。例えば「和」というテーマを決めたら、「装飾や着物だけでなく料理も和食にこだわりたい!」といった想いが出てくるかもしれません。

こうしたテーマにこだわることが、ゲストを飽きさせない空間作りにつながります。ゲストによっては、すでに何度も結婚式に参加している人もいるでしょう。そういったゲストは、あらかた結婚式の定番演出やよくある装飾を知っています。

しかし2人だけのオリジナリティあふれる結婚式なら、そんなゲストも新鮮な気持ちで楽しんでくれることでしょう。

ゲストを飽きさせないというサービス精神においても、テーマを決めておくことは重要です。

 

印象に残る

結婚式のテーマを決めることで、本人にとってもゲストにとっても印象に残る結婚式が実現できます。例えば黄色いミモザの花をふんだんにあしらったテーマウェディングなら、来た人全員の目に黄色く彩られた式場が鮮明に焼き付くことでしょう。「これだ!」というテーマが1つあることで、インパクトが残せるのです。

ちなみにテーマが何も決まっていないと、さまざまな演出や雰囲気、色が混在してしまいがちです。すると式全体のイメージがつかみにくく、記憶が薄れてしまいやすくなってしまいます。

2人が心をこめて作り上げた結婚式。せっかくならその場にいた全員にいつまでも覚えていてほしいものです。そのためにも、何か1つのテーマに沿った演出をおすすめします。

テーマの決め方

「テーマといっても、何をテーマにしたらいいのか分からない…。」という方は少なくありません。そこでここからはカップルに人気のテーマの決め方についてご紹介します。自分たちに合った決め方で、素敵なテーマウェディングにしてくださいね!

雰囲気やテイストで決める

最も人気なのは、雰囲気やテイストでテーマを決めるという方法です。例えば「ナチュラル」や、「和モダン」といった雰囲気を表す言葉をテーマにするカップルが多数。これにより、はじめに会場や衣装などを含む全体の雰囲気が決められます。

あとはテーマにそって、細かい配色や装飾を決めていくだけ。例えば和モダンをテーマにしたなら、それに合わせてテーブル上の花には日本の花と外国の花をどちらもあしらう、といった工夫ができます。また、お色直しで着物からドレスに着替えるなど。

全体の印象から決めていくことで間違いなく自分たちのイメージに合った会場が仕上がるでしょう。ゲストから見ても、一見して何を表現したいのか分かりやすく、印象にも残るのが特徴です。

2人の共通の思い出から決める

結婚式の主役は、ほかならぬ新郎新婦です。存分に自分たちらしさをアピールしたいという方は、「共通の思い出」をテーマにするのがおすすめです。

例えば2人の初デートが水族館だったなら、海や魚などをイメージさせるような装飾を多用するのも良いでしょう。また2人の地元が同じ地域なら、そこの特産物を料理に入れてゲストにふるまうといった演出もなかなか粋です。

ゲストは2人のことをより知ることができ、オリジナリティあふれる演出を楽しんでくれるでしょう。

このように2人の共通点や思い出、ゆかりの地などをテーマにすることで、個性的な結婚式になること間違いなしです!

 

色で決める

多くのカップルに人気なのが、「色」を統一したテーマウェディングです。結婚式は写真映えが非常に重要です。専属のカメラマンが付き、一生残るアルバムを作ることもしばしば。

そのため自分の姿はもちろん、バックとなる会場の雰囲気も非常に重要です。

そんな時に色をテーマとして決めておくことで、統一感のある背景が完成します。背景色を決めておくことで、そこ映える衣装のカラーも決めやすくなるでしょう。

また、自分たちの好きな色をテーマカラーにすることで個性を演出することにもつながります。

例えば「淡いピンク」をテーマにした会場では、ピンク系の花やハートのバルーンなどガーリーな装飾が多くあしらわれます。非常にラブリーな印象で、可愛らしさを全面に押し出した結婚式になるでしょう。

反対に、色が統一されていない会場はどこか雑然としてしまいがちです。テーマカラーを決めることで会場全体が洗練された仕上がりになりますよ!

花で決める

 

2人の好きな花や思い出の花がある場合は、花をテーマにするのもおすすめです。例えばジューンブライドで入籍した2人なら、梅雨時の結婚ということで「あじさい」がテーマとなることもしばしば。

会場全体をブルーや紫のあじさいが彩り、季節感あふれる個性的な会場づくりが出来ます。また、花を決めると必然的に結婚式全体のイメージカラーも決まるでしょう。

すると、テーブルや衣装などといった細かい部分のカラーを選びやすくなります。また、花で会場をまとめることでブーケにあしらう花選びも簡単です。メインとなる花を入れ、それを映えさせるような小さい花を添えていけばOK。ブーケの担当スタッフと相談しながら決めることで、自分たちらしいオリジナルブーケが完成するでしょう。

ただし花をテーマにする際は、花言葉などに注意が必要です。まれにお祝いには適さない花やネガティブな花言葉を持つ花があります。

希望する花がある場合がプランナーに問題ないか相談しながら決めていくのがおすすめです。

 

季節で決める

続いて季節で決める方法です。結婚式を挙げる季節に応じて、テーマを決めるカップルは少なくありません。例えば春に結婚式を挙げる2人なら、桜をふんだんにあしらったゴージャスな会場演出が可能です。室内でまるでお花見をしているかのような豪華さに、おもわずゲストも目を見張るでしょう。

また、春なら新緑をテーマにするのもいいかもしれません。ツヤツヤとした緑は、2人のこれからの新生活を連想させます。

このように季節そのものをテーマにすることで、斬新かつ情緒あふれる結婚式を作り上げることができます。

 

共通の趣味で決める

2人に共通の趣味がある場合は、それをテーマにしても良いでしょう。例えば動物好きの2人なら、生き物のモチーフや人形などを散りばめたオリジナリティあふれる会場にするのも1つの手です。このテーマの場合、自然なイメージを演出するために、緑を多くあしらってより個性的な空間演出をするといった工夫もできます。

共通の趣味をテーマにする際は、ゲストがそれを知っていることも重要なポイントとなります。ゲストがよく分からない演出をしてしまうと、興覚めになってしまいかねません。そのため趣味をテーマにする場合は、それを分かりやすくプロフィールカードに記載するなどして理解してもらうようにしましょう。

 

音楽で決める

音楽こだわりのある2人なら、当日流すBGMをテーマに雰囲気作りをするのもおすすめです。結婚式において、BGMは意外に重要!感動的なシーンで落ち着いたBGMをかければ、より一層涙をさそいます。このように選曲によって、結婚式の印象は大きく左右されます。

賑やかな曲なら楽しくカジュアルな雰囲気の結婚式に。バラードなら感動的で厳かな雰囲気の結婚式になるでしょう。

また、音楽のテイストに合った装飾やカラーリングをしていくことで、結婚式の方向性が決まっていきます。

 

食べ物で決める

ゲストは食事を非常に楽しみにしています。そこで2人のこだわったメニューを提供することで、より一層結婚式を楽しんでもらえることでしょう。

例えば2人のもしくはいずれかの両親が農家さんだった場合、そのときに摂れた新鮮な野菜を使った料理を提供することでオリジナリティが演出できます。

またお肉好きの2人なら、バーベキューのような肉ビュッフェスタイルの食事を企画しても楽しいでしょう。

食べ物にこだわることで、ゲストへのおもてなしの気持ちが伝わりやすくなります。一風変わったメニューは写真映えするという点でもおすすめです!

 

モチーフで決める

星やハート、猫や犬の肉球などお気に入りのモチーフをテーマにする方もいます。もしくは、「チェック柄」や「ボーダー」といった柄をテーマにするのもおすすめです。

ボーダーをテーマとして決めた場合、例えば白と青のリボンを交互にかざることでボーダーを表現。さらにはプロフィールカードなど卓上のペーパーアイテムにもボーダーを織り込むことができます。これにより、どこかマリンで爽やかな雰囲気の結婚式となるでしょう。

このように、お気に入りのモチーフで雰囲気を決めるのもおすすめです。

 

ゲストで決める

招待しているゲストに共通点がある場合、それをテーマにするのも1つの手です。例えばゲストとして呼んだ友だちが同じ部活の人だった、などといった場合にはこのテーマがおすすめです。

例えば元サッカー部の友人を呼ぶ結婚式で、ユニフォームやサッカーボールを飾ったとしましょう。呼ばれたゲストは自分たちにもゆかりのあるアイテムに、思わず笑みがこぼれることでしょう。

ただし、ゲストの人数が多くなればなるほど共通点を探すのは難しくなります。このテーマの決め方は、比較的小規模なウェディングのときにおすすめです。

 

ゲストの思い出に残るテーマウェディングの事例

ではここから早速、実際にあったお洒落なテーマウェディングの事例を見ていきましょう!先輩カップルは一体どのようなテーマで式を挙げたのでしょうか。ゲストからも大好評間違いなしの、素敵な事例をご紹介していきます。

ナチュラルをテーマにした自然いっぱいのウェディング

1つめのテーマは「ナチュラル」です。自然を感じながら開放感のある結婚式を行ないたいという2人の想いから、このテーマが決められました。

会場には花だけでなく、緑の茂る木々がふんだんにあしわられ、文字通り「自然」を感じます。また、グリーンを基調とした会場内では新婦の白いドレス姿が見事に映えています。

この事例では会場の庭も活用しており、自然光の降り注ぐガーデンウェディングも楽しんだようです。

2人が選んだレンガ造りのカジュアルな式場もまた、ナチュラルな結婚式にぴったり!ゲストも過度にかしこまることがなく、砕けた雰囲気で楽しめる結婚式となりました。

 

和モダンがテーマのシックでお洒落なウェディング

続いてのテーマは「和モダン」です。文字通り、和風でありながらどこか「洋」のモダンさを取り入れる結婚式となりました。まず、式場のスタイルはチャペルで披露宴会場も一般的な様式のスタイルを選択。しかし衣装は色打掛で、和のテイストをプラスしました。

間接照明やダウンライトが美しい、バーのような雰囲気が漂う披露宴会場。そのテーブル上には日本を思わせるピンポンマム(菊)などといった花をあしらいました。

全体的にダークな色調でまとめられた会場は非常にシックで、まさに和モダンです。ゲストも思わず「おっ!」と目を見張るような、お洒落な結婚式になりました。

 

2人の大好きなお酒をふるまうガーデンウェディング

続いては2人の大好きな「お酒」をテーマにした結婚式です。季節は夏。すると新郎新婦はもちろん、ゲストも正装で暑くなってしまうことが予想されます。

そこでそんな暑さを払拭すべく、バーベキュー形式のガーデンウェディングを開催!2人は生粋のビール好きなので、ゲストには2人がおすすめのクラフトビールを注いでくばるという演出を行ないました。暑い中で手渡されたキンキンのビールには、ゲストも思わずにっこり。もちろん、ビールが苦手なゲストやお酒が飲めないゲストには瓶のラムネを用意して手渡しました。

ゲストの傍らでは国産の和牛が音を立てて焼かれます。お酒でお肉が進むゲスト。結婚式ではなく、まるでホームパーティーのようなカジュアルな結婚式となりました。

 

白を基調とした清楚感満点のウェディング

こちらは「白」をテーマにした2人の結婚式です。白は白無垢というように、「誰にも染まらない」色とされています。つまりお互い以外の色には染まらない、という決意表明との言えるカラーです。

また、白は見た目にも清潔感があり美しく、写真映えする色としても人気です。この結婚式では白いバラやガーベラといった花をふんだんに使い、装飾を行いました。

白いウェディングドレスに、新郎は白いタキシード。そしてブーケももちろん白い花で統一されています。ただし、白だけではなく随所にグリーンで差し色も入れました。これにより2色のコントラストが生まれ、会場全体に一層まとまりが出ます。

2人が選んだ会場は屋根がガラス張りになっており、自然光が存分に入る明るいチャペルです。そのため、一般的な室内の結婚式場よりも、白というテーマカラーが映えました。

ひまわりをテーマにした明るいウェディング

続いては花をモチーフにしたテーマウェディングです。この2人が結婚式を実施したのは8月のことした。また、2人が付き合い始めたのも夏だったということから、ひまわりをテーマに決定。

ゲストテーブルや2人の着席する高砂にはひまわりの花が惜しげなく飾られました。ひまわりがテーマということなので、当然イメージカラーはオレンジや黄色です。そのためフォトセッションができるクッションのサイドには黄色のバルーンを飾り、ブーケもオレンジや黄色の花々で統一しました。

また、お色直し後は新婦がヒマワリをモチーフにしたオリジナルドレスで登場。ドレスはアシンメトリーになっており、腰回りにはヒマワリの花が装飾されています。花冠もひまわりで統一されており、これにはゲストもどよめきました!

2人らしさはもちろんのこと、季節感を存分に感じられる印象的な結婚式となりました。

 

ドライフラワーで秋らしさを演出したテーマウェディング

「秋の結婚式はテーマに出来るものが少ない…。」そう考える方は多いでしょう。しかし秋をテーマにした結婚式というのも、なかなか良いものです。

この事例では「秋」そのものをテーマにしており、秋らしくススキやドライフラワーなど落ち着いたカラーの花で会場を彩りました。

配色もえんじや深みのあるオレンジなどのオータムカラー。お色直し後のドレスもそれに合わせて、派手すぎない落ち着いたワインレッドのドレスをチョイスしました。

松ぼっくりをあしらったリースはお洒落だとゲストからも好評!しかしこれは100均やメルカリなどでお得に調達したようです。

結婚式というと、生花で華やかな装飾をしようとするカップルが多い傾向にありますが、こうしたシックな演出もまたシックでお洒落です!

 

冬ならではのクリスマスウェディング

続いて、冬ならではの「クリスマス」をテーマにした結婚式です。挙式の日程はクリスマス直前。ゲストにクリスマス気分を味わってもらおうという2人の想いから、このようなテーマにしたのだとか。

会場には幻想的にゆらめくキャンドルタワーを設置。また入り口にはクリスマスツリーの代わりといえるウェルカムツリーを飾りました。会場は間接照明が美しいムーディーな場所を選択。クリスマスならではのロマンチックな雰囲気作りを徹底したそうです!

また、最後にゲストへ手渡しするプチギフトにもこだわりました。サンタのプレゼントのようなボックスに包まれたクッキーをプレゼントしました。

また、ドリンクにはホットワインなど冬ならではのお酒もチョイス。これによりゲストはもちろん、本人たちも存分にクリスマス気分を満喫できたことでしょう。

 

釣りをテーマにした個性的なウェディング

こちらは2人の共通の趣味である「釣り」をテーマにしたウェディングです。この結婚式は他に例を見ない個性的なものとなりました。

まずこだわったポイントはウェディングケーキです。1段で長方形のケーキには、大海原を模した青いゼリーが敷き詰められています。その上にはマジパンで作られた船と、それに乗る新郎新婦の姿が。2人が船に乗り、海釣りをしている様子を再現した個性的なウェディングケーキです。

また、提供した料理は新鮮な魚を使ったものが多数。ムニエルやカルパッチョなど、フレンチ系の魚料理でまとめました。さらにプロフィールムービーでは当然、2人が釣りをしている姿を上映。

2人の魚への愛をゲストが存分に感じられるテーマウェディングとなりました。

 

音楽好きの2人ならではのテーマウェディング

続いてはジャズ好きの2人のテーマウェディングです。当日流すBGMは、2人が1つ1つシーンに応じて選曲しました。もちろん音源となるCDも持参してSE担当者に渡しています。

そして、空間演出もジャズに合わせてこだわりました。2人のイメージは「ジャズバーのような会場」です。そのため、お洒落なラウンジ形式の会場を選択しました。

また、入り口やバーカウンターには2人がおすすめするジャズのCDをディスプレイ。なんともお洒落な演出です。さらにジャズシンガーなどのポスターを購入し、額に入れて飾るなどしました。これもまたジャズバーにありそうな演出ですね。

その一方で、「シックすぎてゲストが緊張しないように」という配慮も忘れてはいません。2人の座る高砂はソファ形式にし、テーブルラウンドも積極的に行うようにしました。これにより会場全体にカジュアルな雰囲気が生まれ、より自由度が高くお洒落なテーマウェディングが実現しました!

 

和食をテーマにしたお茶漬けビュッフェウェディング

食へのこだわりがある2人のテーマウェディングです。和装での結婚式を希望していたこともあり、メニューは徹底的に「和食」にこだわりました。

テーブルに椅子という洋風な披露宴会場でありながら、提供するメニューは本格的な懐石料理。ナイフとフォークを使う必要がなく、箸で食べられるということでゲストからも好評だったようです。

また、遊び心のある演出も。それは「お茶漬けビュッフェ」です!好きなトッピングを選んでもらい、持ってきてもらったお椀に新婦がだし汁をそそいで渡すというサービス。この演出は意外性も相まって、非常に好評です。

「甘いデザートのビュッフェもいいけれど、お酒を飲んだ後はさっぱりとした締めを食べたい!」というゲストは意外と少なくありません。また、年配の方にも好評の演出だったようです。

 

中華をテーマにした点心ビュッフェウェディング

結婚式のメニューは必ずしも「和」と「洋」だけではありません。実は「中華」を選択できる結婚式場もあるのです。ゲストの多くが既に何度も結婚式に出ている場合、おそらく和食や洋食、フレンチは何度も食べているでしょう。しかし結婚式場で中華を食べられることはそうそうありません。

この事例では高級ふかひれスープやオマールエビのシャンタンジュレなど中華ならではの高級食材をふんだんに使用したメニューを提供。めったに食べられないような高級食材にはゲストも思わずびっくり!

さらにこだわったのが、「点心ビュッフェ」です。数種類の点心を新郎新婦が取り分けてゲストに渡すというものです。ちなみにこのビュッフェはドラの音とともに、新郎新婦が熱々のせいろをオープンするという演出つき。

意外過ぎる個性派の演出にゲストからの評判は上々だったようです。

 

鳥やハトをテーマにした幸せいっぱいのウェディング

続いては「鳥」をテーマとして取り入れたウェディングの事例です。この事例の新郎新婦は無類の鳥好き。2人で住む家でも、インコを飼育しているということからこのテーマを選んだそうです。

ウェルカムスペースにはインコのぬいぐるみを配置。カラフルなインコのぬいぐるみは会場にも彩りを与えてくれました。

また、ゲストテーブルのペーパーアイテムは、白鳩の形をした厚紙で統一しました。鳩は平和の象徴とされる鳥なので、こうしたおめでたい席にもぴったりです。さらにゲストのナプキンは折り鶴の形で配置。徹底していたるところに鳥のモチーフを散りばめています。

ゲストは2人の鳥好きが分かるだけでなく、ちょっと変わったアイテムに喜んでくれるでしょう。2人の遊び心あふれるアイテムの数々を写真に収めるゲストも多かったようです。

 

大学時代を思い出させるテーマウェディング

最後の事例は、大学時代に同じ吹奏楽部に所属していた2人の結婚式です。友人ゲストのほとんどが吹奏楽部の同級生だったことから、「吹奏楽」をテーマに結婚式を挙げました。

まずウェルカムスペースに配置したのは「定期演奏会」を思わせる看板。自分たちがかつて出演した演奏会の入場口にあったものを模しました。そして入り口で手渡されるプロフィールカードは、演奏会のチケットのような形にしました。あたかもこれから演奏会を聴きに行くかのような、ワクワクする演出です。

さらに余興は吹奏楽仲間の演奏、エントランスには楽器をかざり、まさにライブハウスのような空間となりました。

招かれたゲストは「自分たちも結婚式を一緒に作り上げている」という意識が生まれ、より思い出深い結婚式となったことでしょう。

 

まとめ

テーマウェディングの決め方や、実際の事例についてご紹介しました。もしご自身のイメージに通じるものがあれば、アイディアを取り入れてみてはいかがでしょうか。

しかし、今回ご紹介した事例は数ある中のほんの一部です。中にはイメージに合ったものがなかった方もいるかもしれません。その場合は他の事例もたくさん検索していただき、納得のいくテーマを決めてみてください!

自分たちらしさを大切にすることで、印象に残る素敵な結婚式になること間違いなしです。ぜひ2人で素敵な式を作り上げて下さいね。

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